家族以外とカラオケ自粛 知事再度呼び掛け

仁坂吉伸和歌山県知事は13日、県庁で定例記者会見を開き、新型コロナウイルスの県内の感染拡大状況について「和歌山市の感染者がかなり多い」と厳しい表情を見せ、県民に対して「一般的に(感染の)リスクが上がっている。ぜひ注意していただきたい」と呼び掛けた。感染者の年代別の内訳を示し、「第4波の当初は若者から中年の人が多かったが、最近は60代以上の人も増えている」と説明した。

また、カラオケにより感染が拡大したとみられるケースが相次いだことを受け、先週末に県職員が県内のカラオケ喫茶やカラオケルームなどを訪れ、状況を調べたことも紹介。県は県民に対して家族以外とのカラオケを控えるよう呼び掛けているが、「特にカラオケルームで家族以外とカラオケに興じているケースがあった」とし、「家族以外とのカラオケはぜひしばらく我慢していただきたい」と呼び掛けた他、1人や家族でカラオケをする場合も「マスクをしてカラオケをしてほしい」と呼び掛けた。

また、県内でも飲食やカラオケによるクラスターが発生していることを受け、「新型コロナウイルス感染症予防対策認証制度」を創設し、新型コロナ予防対策のさらなる強化を図る考えを示した。

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