地元店レシートで賞品当たる 5月~キャンぺ

新型コロナウイルスの影響で落ち込む地域経済の活性化につなげようと、和歌山電力㈱(和歌山市板屋町、山口高史代表取締役)は、地元商店の買い物レシートが抽選券となり、1400人以上に豪華賞品が当たる「レシートキャンペーン」の第1回を5月1日から始める。同社は参加店舗を募集している。

同社法人事業部マネージャーの岡本寛子さん(26)によると、地元店の利用を促進し、コロナ禍でも買い物を楽しんでもらおうと企画した。同市と和歌山商工会議所、市観光協会が後援し、店側も客側も無料で参加できる。

店舗は普段通りにレシートや領収書を渡すだけ、参加店を訪れた客も、受け取ったレシートや領収書で抽選に応募するだけの簡単な仕組み。ジャイアントパンダの赤ちゃん「楓浜(ふうひん)」が話題のアドベンチャーワールド(白浜町)のペア入園券、県産ブランド和牛「熊野牛」など、和歌山の魅力的な賞品が多くそろい、500円以上の買い物を対象に、1人何回でも応募できる。

岡本さんは「地域経済を活性化させるためには、単発ではなく継続することが大切」と話し、同市のみが対象の今回(6月30日まで)に続き、岩出や海南などエリアを拡大しながら第2回、第3回と継続する計画となっている。

山口代表取締役(36)は「地元産業を守っていくために、一人でも多くの人に参加してもらいたい。地域で経済を循環させる意識づけのきっかけになれば、みんなで地域のお店を守っていく文化にもつながるはず」と期待し、参加を呼び掛けている。

参加店への登録はキャンペーンサイト(https://w-epco.co.jp/receipt-campaign/)から行う。

問い合わせは同社(℡073・488・1375)。

ポスターを手にPRする岡本さん

ポスターを手にPRする岡本さん

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