新宮紀宝の開通等 県内主要道の見通し

国土交通省は27日、地域の道路事業の具体的な見通しを示す「道路の5か年対策プログラム」を公表。紀伊半島一周高速道路のうち、近畿自動車道紀勢線の新宮紀宝道路(2・4㌔)が2024年秋ごろ、すさみ串本道路(19・2㌔)が25年春ごろに全線開通する予定と明らかになった。

昨年12月に閣議決定された「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」により計画的な道路整備が可能となり、同省は、開通目標や工事・用地取得の着手時期などを明示する同プログラムを策定してきた。

近畿道紀勢線関係ではこの他、串本太地道路(18・4㌔)は21年度中に工事を開始し、新宮道路(4・8㌔)は22年度に新宮市内の用地取得に着手することも分かった。

本紙エリアでは、国道42号のバイパスとなる有田海南道路(9・4㌔)の海南市小南―冷水間が25年春ごろに部分開通し、同国道の冷水の拡幅(1・1㌔)が同じく25年春ごろに全線開通する予定となっている。

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