連休の癒やしは屋外で 緑花センターにぎわう
近畿3府県と東京都への緊急事態宣言発令に伴い、多くの観光地でイベントの中止や人出の減少がみられる大型連休となったが、和歌山県内の公園施設などはにぎわいを見せた。
岩出市東坂本の県植物公園緑花センターでは、晴天に恵まれた3、4日を中心に、花を眺めたり、芝生の上や木陰でピクニック気分を楽しんだりする家族などが多かった。
パノラマ花壇にはリビングストンデージーやキンセンカなどが一面に広がる。
芝生の広場では、シートを広げて弁当を食べたり、テントを設置してくつろいだりする人の姿も見られ、大型遊具が設置された「わんぱく広場」では子どもたちが元気に遊ぶ声が響いた。
駐車場は混雑し、空きスペースを探す車が絶えないほど。かつらぎ町から家族で訪れた男性(36)は「こんなに混んでいるとは思わなかったが、癒やされた。コロナでも、連休中、子どもをずっと家に閉じ込めるわけにもいかないので、こういう場所はありがたい」と話していた。
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