新たに25人の感染判明 入院患者は217人

和歌山県は12日、県内で新たに幼児~90代の男女25人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。県内の累計感染者数は2414人となった。これまでに感染が判明した人のうち新たに19人が変異株陽性となったことも発表した。県内の変異株陽性は累計570人となった。

25人が退院し、12日午前10時時点で217人が入院している。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は、県全体が14・4人、和歌山市は17・1人となっている。

保健所管内別の感染者数は和歌山市13人、岩出5人、橋本と御坊、新宮が各2人、田辺1人。岩出保健所管内の70代自営業男性が重症。

入居者の感染が相次ぎクラスター(感染者集団)に認定されたグループホーム「けあビジョンホーム和歌山加太」の関係では、新たに入居者7人の感染が判明。クラスターは19人となった。

会見した県福祉保健部の野㞍孝子技監は県内の感染状況について「(感染者の濃厚接触者ではない)新規の感染者が多く、まだまだ予断を許さない」と話した。

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