思い出に御船印いかが 南海フェリーが販売

神社仏閣の御朱印が人気を集める中、南海フェリー㈱は、フェリーのイラストが描かれたオリジナルの御船印の販売を開始した。和歌山港、徳島港の同社営業所で購入できる。コロナ禍でも楽しい船旅の記念として人気を集めそう。

御船印は、船旅の人気向上や港のある地域の活性化につなげようと、2019年末に企画が持ち上がった。全国各地から46のフェリー会社がプロジェクトに参加しており、今月1日から順次発売がスタート。事務局の担当者は「まだ参加していない船会社さんから前向きな問い合わせを頂いており、参加社はさらに増えると見込んでいます。国内には船会社がまだまだたくさんある。全ての船会社に参加していただけたらうれしい」とさらなる拡大に期待を寄せる。

同社は、運航する二つのフェリーごとに御船印を用意。イラストは各船の色に合わせ「あい」は青色、「かつらぎ」はオレンジ色とした。「かつらぎ」の御船印には、同社公式キャラクターの高野きららと阿波野まいが登場している。価格は1枚300円。縦15㌢、横10㌢。購入の際に日付の印を押してもらえる。薮中亮宏営業部長は「全国にはまだまだ南海フェリーを知らない方がたくさんいらっしゃると思う。御船印をきっかけに知っていただき、船旅も楽しんでいただけたら」と話している。

 

2種類の御船印を用意(南海フェリー提供)

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