母娘で東久邇宮記念賞 得津さん、Ruiさん
和歌山市有本のマナーコンサルタント、得津美惠子さんと、得津さんの次女でイラスト作家のRuiさんが、知的創造や文化の発展に尽くした功労者に贈られる「東久邇宮(ひがしくにのみや)記念賞」に輝いた。自費出版で発信を続けていることなどが評価された。
得津さんは25年前から小説を書き続けており、Ruiさんはいじめなどのつらい経験を絵本に託し、同じ悩みを抱えている人に手助けできるような発信を続けている。
同賞は、文化や善事に尽くした人を顕彰するもの。得津さんによると、例年であれば、授賞式やパーティーが開かれるが、ことしは新型コロナウイルスの影響で郵送による在宅受賞となったといい「まだ受賞した実感が湧かないけれど、光栄な賞に恥じないように精進していきたい」と話し、「推薦してくださった方の応援を含め、みんなの力があってこそ受賞できた」と笑顔。
Ruiさんも「周りの方に改めて感謝する機会になりました」と感謝している。
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