近畿地方が梅雨入り 統計開始以来最も早く

大阪管区気象台は16日、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表した。近畿地方では1951年の統計開始以降最も早く、例年よりも21日、昨年よりも25日日早い梅雨入りとなった。

梅雨入りから一夜明けた17日の和歌山市内では、朝から時折強い雨と風が吹き、通勤する人たちは傘をしっかりと持ち、雨の中を足早に急いでいた。

オンライン授業を受けているという学生は、「通信環境が整った公共施設に感染防止対策をした上で行っているが、自転車で移動しているので、雨だと大変で困っている。こんなに早く梅雨入りするとは思っていなかった」と話し、仕事先に向かう女性(73)は「働いているので段取りがあるのに、冬物がまったく片付けられていない。もう、梅雨だなんて本当に調子が狂います」と話していた。

雨が降る中、横断歩道を渡る人たち(17日午前9時ごろ、南海和歌山市駅前)

雨が降る中、横断歩道を渡る人たち(17日午前9時ごろ、南海和歌山市駅前)

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