ちょっと痛い感じ サンシティIR撤退で知事

和歌山県が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者に応募していたサンシティグループホールディングスジャパン㈱が12日、事業からの撤退を決定し県に届け出たことについて、仁坂吉伸知事は18日の定例記者会見で「ビジネスは刻一刻と判断が変わっていくものだが、(選択肢が減り)ちょっと痛い感じはする」と述べた。

サンシティはマカオをはじめマニラなどでIRを展開。県でのIRの開発候補者に名乗りを上げ、県内でイベントやセミナーなどを開いてきたが、コロナ禍で世界経済の先行きが不透明なことなどを理由に撤退を決めた。

これにより、県でのIR事業者に応募しているのはクレアベスト・グループ(カナダ)のみとなり、県は今春に事業者を決めるとしている。

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