新たに16人の感染判明 80代男性2人重症

和歌山県は18日、県内で新たに10~80代の男女16人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。県内の累計感染者は2503人となった。また、これまでの感染者のうち新たに4人が変異株陽性者であると発表。県内の変異株陽性は累計634人となった。10人が退院し、18日午前10時時点で180人が入院している。

保健所管内別の感染者数は和歌山市7人、岩出6人、田辺2人、県外1人。岩出保健所管内の80代無職男性と県外在住の80代自営業男性が重症。

複数の従業員が感染し、クラスター(感染者集団)に認定された日進化学和歌山工場(かつらぎ町)の関係では、新たに40代女性従業員の感染が判明。利用者の感染が相次ぎクラスターに認定されたスポーツクラブ「フレックス」(和歌山市)の関係では、新たに60代無職男性の感染が判明した。

県は18日に発表した感染者のうち、和歌山市の40代地方公務員男性が県労働政策課の職員であると発表した。16日に同居家族の陽性が判明し濃厚接触者として検体採取を受けたところ陽性が判明。18日に入院した。男性職員は不特定多数の県民に接する業務には従事しておらず、15日以降は出勤していない。職員が勤務する執務室と共用部分はすでに消毒したという。

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