コロナ対策万全に かじか荘リニューアル
新型コロナウイルス感染拡大防止のため休業していた和歌山県紀美野町菅沢の宿泊施設、美里の湯かじか荘(塚田晃次支配人)は、約1年ぶりに営業を再開した。
塚田支配人は「名物ぼたん鍋をはじめ料理もリニューアルしました。食べて元気になれます。ぜひお越しください」と呼び掛けている。
休業期間中に感染症対策として、大浴場の屋根天井改修や全館エアコンの交換など、リニューアル工事も実施。4月14日に再開した。
正面玄関にドーム型のサーマルカメラを設置し、大浴場の屋根天井を改修して3方向に開放。客室の畳や襖(ふすま)、エアコンを全て新しく入れ替えた。レストランでは、名物のぼたん鍋など料理も一新し、アクリルボードの設置や二酸化炭素濃度測定器で管理も行う。
同施設の周辺は川遊びやアユ、アマゴ釣りなどが楽しめる。キャンプ場、みさと天文台もあり日帰り入浴を利用する人も多い。春は桜、初夏にはホタル鑑賞など一年を通して満喫できる。この時季は、同施設の名前の由来にもなったカジカガエルの鳥のような鳴き声が周辺に響き渡るという。
6月ごろには、1969年からあった本館を取り壊す。跡地は、流しそうめんやバーベキュー、コンサートなどができるイベントスペースや駐車場として利用する。
問い合わせは同施設(℡073・498・0102)。
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