和歌山商工会議所140周年 記念パネル展
ことしで140周年を迎えた和歌山商工会議所(勝本僖一会頭)は、和歌山市西汀丁の同会議所1階ロビーで、記念のパネル展を開いている。7月初旬まで。
同会議所は1881年5月22日、商工業者の世論を代表する機関として、中川三七氏(第四十三国立銀行頭取)が中心となり、前身となる「和歌山商法会議所」を創立。渋沢栄一が初代会頭となり、日本初の商工会議所を東京に創設してから約3年後という早期の発足だった。
現在、県内には7カ所の地域に商工会議所が設置され「企業と地域の応援団」をテーマに、事業所の持続的な発展や地元の活性化のため、資金相談など事業者の手助けを行う。
展示では中川氏と渋沢氏の写真、歴代の会館の外観写真などパネル5枚を紹介。商工会議所の事業内容を分かりやすく解説したパネルもある。展示を見た市内の女性は「140周年とは知らなかった。東京の3年後に創設されてるのはすごい」と話していた。
午前9時から午後5時半まで。問い合わせは同会議所総務課(℡073・422・1111)。
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