集団接種でモデルナ 知事の要請に河野大臣
仁坂吉伸和歌山県知事は26日、十分な量の新型コロナワクチンを迅速に供給するよう国に要望。28日の会見では、河野太郎ワクチン担当大臣から、優先接種から一般の接種に移った段階で、集団接種の会場などにモデルナ社のワクチンを投入するなどの提案があったことを明らかにした。
仁坂知事によると、和歌山のように高齢者への接種が先行している地域が次の接種段階に移るまで待つ事態になるのは好ましくないとの認識で河野大臣と一致。
しかし河野大臣からは、全国で使用されているファイザー社のワクチンは充分な量の確保が難しくなっており、東京や大阪の集団接種会場で用いられているモデルナ社製にやや余裕があるとの説明があり、今後の集団接種の際に投入する提案があったという。
仁坂知事は、この提案に一定の評価をした上で、先行地域にはワクチンを速やかに配布することを求めた。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 車いすでファッションショー 県内初開催(04/23/2024)
- 梅の降ひょう被害21億円超 県が特別融資(04/23/2024)
- 軽装勤務のカジュアル・ビズ 県が推進(04/23/2024)
- 記念訪問団来和 県と山東省友好提携40周年で(04/21/2024)
- 情報発信で協力 和歌山新報と大衆日報が覚書(04/21/2024)