本番まで1カ月 わかやま総文リハーサル

7月31日から8月6日にかけて、和歌山県内で初めて開かれる第45回全国高校総合文化祭「紀の国わかやま総文2021」まで約1カ月となった13日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで、総合開会式で披露するダンスや演奏のリハーサルが行われた。

全国高校総合文化祭は「文化部のインターハイ」とも呼ばれ、芸術文化活動に取り組む全国の高校生が集まり、日頃の成果を披露する。

この日は8校の約120人が参加。当日の流れや、登場や退出のタイミングなどを確認した。構成と企画は生徒企画委員会が担当。「届けよう和の心 若葉が奏でるハーモニー」と題し、和歌山で育まれた生命がたくましく成長し、多くの仲間と共に未来へ羽ばたくというストーリーになっている。

高野山高校の声明(しょうみょう)の他、りら創造芸術高校の熊野巡礼をテーマにした創作ダンスなど郷土色豊かな演出で、那賀高校や星林高校による、日本とトルコの友情をテーマにした迫力あるマーチング演奏もあった。

創作ダンスに出演する、りら創造芸術高校の2年生、山下月華さん(16)は「責任重大ですが、そのぶんやりがいも大きい。喜びや悲しみ、迷いなど、踊りで人生を表現できれば。皆さんに共感しながら見ていただけるとうれしいです」と笑顔で話していた。

高校生が一体となってパフォーマンスを披露

高校生が一体となってパフォーマンスを披露

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