売上高は過去最高 東洋ライス21年3月期

東洋ライス㈱(和歌山本社=和歌山市黒田、銀座本社=東京都中央区銀座)は、2021年3月期の決算を発表。売上高は103億6459万7000円で、1961年の創業以来過去最高となった。当期純利益は13億2979万8000円で増収増益となった。

同社によると、新型コロナウイルスの感染拡大により外食や中食を中心とした業務用米の需要が減少し米穀業界全体が苦戦を強いられる中で、同社の商品「金芽ロウカット玄米」は好調な売り上げを記録。生産量は前年比113%の3740㌧を記録した。

昨年1月に発売した「金芽米の米粉パンケーキミックス」は高栄養、高食味を実現した商品として好評で、高級量販店で定番商品になっているという。また「金芽米エキス」は利用者が増えており、特に定期的に購入する人が増えているという。

海外事業については、現在11カ国で金芽米と金芽ロウカット玄米を展開しており、21年3月期は新型コロナの感染拡大の影響で家庭での炊飯の需要が増加し当初は北米などで緊急的な需要があったが、その後は各国で新型コロナの感染拡大防止を目的としたロックダウン(都市封鎖)が行われたことなどが影響し輸出量は前年比12%減少となった。

同社の雜賀慶二社長は「コロナの影響で今期はかなり売り上げが下がるだろうと予想していたが、ふたを開けてみると今までよりぐーっと増えていた。特にロウカット玄米(の売り上げ)が増えたが、コロナとは関係なく商品が評価されたのだと思う」と話した。

 

オンラインで決算を報告する雜賀社長(東洋ライス提供)

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