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地域の交通安全を推進　母の会が功労者表彰

和歌山県交通安全母の会連絡協議会（北島益美会長）は１２日、２０２１年度通常総会を和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開いた。功労者を表彰し、役員の選任では北島会長ら正副会長４人全員が再任された。２０年度の事業や決算報告、２１年度の事業計画と予算の承認を行い、交通事故の防止、減少に向けて、家庭や地域での取り組みを継続していくことを確認した。

表彰では、会員として１０年以上活動している人に対する知事感謝状、同２年以上活動している人（団体は３年以上）に対する会長表彰、同会役員として１期２年以上活動して退任した人に対する会長感謝状に合わせて１７人と２団体が選ばれ、仁坂吉伸知事と北島会長から表彰を受けた。

北島会長は、県内の交通事故発生件数が１９年連続で減少する一方、ことしは１１日現在で前年を上回る１５件の死亡事故が発生し、うち高齢者が１２人となっていることを指摘。「交通安全は家庭から。高齢者や子どもたちを悲惨な事故から守るために活動していく」と述べた。

仁坂知事や森礼子県議会議長らが来賓として祝辞を述べ、会員らの日々の活動をたたえた。

知事感謝状を受けた海南地区交通安全母の会の宮脇満子さんは、受賞者を代表し、「これからも地域の交通安全のために活動し、一件でも事故を減らせるよう努力していく」とあいさつした。

２１年度の事業計画では、交通安全に関する運動やイベントへの参加、研修会の開催、安全教育の推進などに取り組むことを確認した。

総会に続いて研修会が行われ、県交通遺児を励ます会の大村敏彰理事、自動車事故対策機構の村田全央支所長を講師に、両団体の取り組みについて学んだ。

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表彰されたのは次の皆さん。

【知事感謝状】南方幼子（和歌山西地区）▽宮脇満子（海南地区）▽宮下せつ子（有田市）▽瀨戸節子（湯浅町）▽玉置絹子（美山）

【会長感謝状】小崎育子（岩出市）

【会長表彰】〈個人〉大浦美代（橋本市）▽廣田久美子（九度山町）▽新堀裕規子（かつらぎ地区）▽橋本良美（紀の川市）▽片畑美香（和歌山北地区）▽岩本サダ子（海南地区）▽児嶋佳代子（有田市）▽安野谷照代（湯浅町）▽福田惠子（広川町）▽山田節子（御坊市）▽松平恭子（田辺地区）〈団体〉和歌山東地区交通安全母の会紀伊分会（城間寛子代表）▽上富田町交通安全母の会（沖田公子代表）