安全な地域に尽力 警察法施行記念で表彰

7月1日の警察法施行記念日にちなみ、和歌山県内の各警察署で警察活動の各分野に協力した人や団体への感謝状の贈呈式が行われ、地域の防犯活動や交通安全活動など、安全な地域づくりに尽力する活動をたたえた。現行の警察法は1954年に施行。各署では毎年1日に合わせて感謝状の授与や表彰式を行っている。

【和歌山西署】

和歌山西署では森昇治署長が4人(うち1人欠席)に感謝状を手渡した。森署長は「県内の事件事故が19年連続で減少しており、安全で安心な地域づくりに尽力していただいている皆さんの活動が心強いものになっている」と感謝の意を述べた。和歌山西地区交通安全活動推進員として20年以上、幼児から高齢者までに交通安全教育活動などを行い、ことし1月に退任した米穀店経営の木村靖(おさむ)さん(77)は「委嘱を受けた当初と比べて交通事故は年々減っており、これまでの活動が評価されたのかなとうれしく思う」と感謝状を手に喜んだ。

感謝状を受けたのは次の皆さん。

交通安全活動の功労=木村靖(米穀店経営)▽防犯活動推進の功労=西出政春▽治安維持活動の功労=小畑英三(化学工業薬品卸売会社代表取締役)、樫原吉子

【和歌山北署】

和歌山北署では湊隆弘署長が6人と3団体に感謝状を授与。湊署長は受賞者らに「平素から数々の協力をいただき心から感謝する」と伝えた上で、「署員一丸となり、住民の安全安心の確保に向けた活動を強化していきます」と決意を述べた。
感謝状を受けたのは次の皆さん。

樋口晃子▽木本雅文▽野嶌千加子▽貝塚琴恵▽市川英治▽土橋弘▽酒井博(松江地区お帰りパトロール隊副会長)▽福地達明(河西運輸㈱代表取締役社長)▽都丸圭輔(イオンモール㈱イオンモール和歌山ゼネラルマネージャー)

【和歌山東署】

和歌山東署では感謝状贈呈式は行わず、2日間に分けて、来署可能な13人と1団体の受賞者らが署長式を訪れ、出納延計(すいどうのぶかず)署長から感謝状を受け取った。4年間、同署協議会の委員として活動をしてきた南方政人さん(57)は「これまで親密に接することのなかった県警の努力を間近で見ながら、有意義な時間を過ごせました」と話し、「今後も時に厳しく、時に優しく、市民の安全を守っていってほしい」と伝えた。

感謝状を受けたのは次の皆さん。

池永昌純▽奥野誠▽喜多誠一▽小南純子▽嶋本節子▽瀧本三喜▽多屋光康▽出口泰三▽峠通生▽星尾圭香▽南方政人▽南國三▽森﨑陽子▽医療法人裕紫会中谷病院

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