注目カード智弁が箕島に快勝 高校野球6日目

智弁が注目カードを制し、初戦を突破した。初回に1点を先制されたが、その裏、箕島のプロ注目左腕、中川を捉え2点を奪いすぐさま逆転。2人目の筋原にはやや手こずったが、中西の本塁打などで着実に加点し、突き放した。

先発の中西は右上手から威力ある直球を投げ込み、箕島打線に思うような打撃をさせなかった。8回は押し出し四球で1点を与え、なおも2死満塁のピンチを背負ったが、後続を右飛に打ち取り、ピンチを脱出。9回は伊藤が締めた。

中谷仁監督は「ちょっと重苦しい展開になった。終盤までしんどいゲームだった。箕島高校さんの気持ちを感じた。何とか勝てて良かった」と振り返り、「目に見える課題を早く修正して、次に臨みたい」と話していた。

箕島 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2
智弁和歌山 2 1 0 1 0 0 1 3 × 8

〔箕〕中川、筋原―辻〔智〕中西、伊藤―渡部▽本塁打=中西(智)▽3塁打=岡西(智)

 

箕島打線を相手に好投した中西

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