県内合宿に感謝 ドイツ、ホンジュラス代表
東京五輪サッカーのドイツとホンジュラスの男子代表チームが18日、和歌山県内での事前合宿を終えた。両チームは合宿の準備や滞在中の対応にあたった県内の関係者に感謝のコメントを伝えており、いずれも22日に予選の初戦を迎える。
ドイツ代表は14日から和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で、ホンジュラス代表は13日から上富田町の上富田スポーツセンターで合宿を実施。両市町はホストタウンではなかったが、県側が打診を受けて調整し、実現した。
ドイツは前回のリオデジャネイロ大会で準優勝、ホンジュラスは4位の成績を収めている強豪。新型コロナウイルス感染防止対策を最優先するため、両チームとも練習の公開や県民との交流などは行われなかった。
対応にあたった県スポーツ課プロジェクト推進室の担当者は「県民と接する機会がなかったのは心残りだが、将来的にビッグチームの合宿を県内に誘致する際に、実績、経験をアピールできる」と収穫を話した。
和歌山での合宿について、ドイツサッカー連盟のロナルド・ツィンマーマン副会長は「フレンドリーで快適な滞在ができた。残念ながら、ホテルと練習場のみの活動に限られていたが、ホテルを出て和歌山をもっと知りたいという気持ちがあった」、ホンジュラス代表のミゲル・ファレーロ監督は「滞在中に出会う全ての方々に素晴らしい対応をしていただき、和歌山の皆さんのおかげで、自分たちの家にいるような時間を過ごせた」、デニル主将は「コロナウイルスの影響を全員が受け、この素晴らしい街を知ることはできなかったが、対応してくれている人たちを見て、ここは偉大な街だということと、素晴らしい人たちがいることを認識している」と、それぞれ感謝のコメントをしている。
両チームの予選初戦は、ドイツがブラジルと、ホンジュラスがルーマニアと対戦する。
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