和工がサヨナラ負け 3回以降追加点取れず

第103回全国高校野球選手権和歌山大会は21日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で3回戦3試合があり、第1試合では和歌山工が7―8で初芝橋本にサヨナラ負けを喫し、8強を逃した。

和歌山工は2回表、6番・赤松の適時打で先制。その後も4番・増井の適時打などで加点し、この回一挙7点を挙げた。その後は2回途中から登板した相手の2人目・川端の前に無得点に抑えられた。

投手陣は先発の上出が4回無失点と好投。その後は酒井、矢田、山田とつないだが、9回に2死満塁から押し出し四球でサヨナラ負けを喫した。

和歌山工の中本和希監督は「序盤は良い感じで試合を運べていたが、その後攻撃があっさり終わってしまった。選手たちには落ち着けと声を掛けたが、中盤以降守っていて追い詰められた感じがあった。6回裏の3失点が予定外だった」と振り返り、川端の前に4安打無得点と苦しんだ打撃については「チェンジアップに困惑した部分がある。直球も(手元で)ピュッとくる感じだった。良い投手でした」と相手投手をたたえた。「3年生は井戸本を中心に一丸となってよく頑張ってくれた」とねぎらった。

【3回戦・第1試合】

和歌山工 0 7 0 0 0 0 0 0 0 7
初芝橋本 0 0 0 0 0 3 0 1 4x 8

〔和〕上出、酒井、矢田、山田―谷口〔初〕大西、川端―松井▽2塁打=井戸本(和)

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