検診率アップへ連携 明治安田と紀の川市

明治安田生命保険相互会社(永島英器代表執行役社長)は26日、和歌山県の紀の川市と健康増進に関する連携協定を締結した。

同社が企業ビジョンとして掲げる「地域社会との絆」を深める活動の一環で、市民の健康増進を進める取り組み。

同市によると、新型コロナウイルス感染拡大で昨年度のがん検診受診率が大幅に低下、検診の啓発活動なども実施が難しい中、同社を通じて、多面的な啓発活動を実施することで、市民の健康づくりへの関心を高め、がん検診受診率向上につなげたいという。

同日、市役所で締結式が行われ、同社の松尾洋和歌山支社長と中村愼司市長が協定書に署名。松尾支社長から、中村市長へ健康増進イベント協賛金の目録が贈呈された。

中村市長は「協定によりさまざまな啓発活動を実施することで、受診率などの向上につながることに期待。これからも安心安全のまちづくりを進めていく」と話し、松尾支社長は「市民の健康寿命の延伸、がん検診の受診率の向上につながるよう、一緒に汗をかいて取り組んでいく」と意気込みを語った。

両者は30日に道の駅「青洲の里」(西野山)で開かれる、乳がん検診受診啓発活動「第1回ピンクリボンウォーキング」(10月30日)のプレイベントを協働で行う予定。

 

協定書を手にする松尾支社長㊧と中村市長

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