外務省の桜切られる 岡公園の陸奥像そば

和歌山市は10日、岡山丁の岡公園内にあった桜の木1本が何者かに切られたと発表した。

市和歌山城整備企画課によると、桜は同市出身で戦前に外務大臣を務めた故陸奥宗光の没後120年事業の一環で外務省から贈られたもの。2017年度に公園内の陸奥の銅像付近に5本を植樹した。

同課によると、今月4日に市民から5本のうち1本がなくなっているとの通報があり、職員が現地を確認したところ、根元あたりから切られていた。同課は5日、和歌山西警察署に被害届を提出。こうしたことが起こらないよう、「現場の巡回を強化していく」と話している。

 

桜の木が植えられていた銅像付近

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