同級生や恩師も祝福 母校にユニホーム寄贈

四十住さくら選手は、母校の和歌山県立伊都中央高校では、「金おめでとう」などと書かれたプラカードを持った教職員や同級生、在校生らの歓迎を受け、キャンパスは世界女王の帰還の喜びに包まれた。

四十住選手はオープンカーの助手席から降り、笑顔で母校に登場。祝福の花束を受け取り、出迎えた職員や同級生らに金メダルを見せながら校内に入った。

校長室で四十住選手は、角谷晴生校長や同窓会の役員らに「金メダルを取ることができました。ありがとうございました」と笑顔で報告。東京五輪の競技決勝で着用した、勝負カラーの赤いユニホームにサインを入れ、母校に寄贈した。

続いて、米田海里さん、新納久来美さんら同級生、在校生代表の粉川諒子さんと交流。「誰も、何も変わってない」などと1年半ぶりの同級生との再会を楽しみ、後輩からの祝福に笑顔で応じた。

職員室を訪問した際には、3年生の時に担任だった太田真輔教諭が花束を贈った。教員らに金メダルを見せて回ると、手に取った教員からは「重い。こんな経験一生ない」と喜びの声が上がった。

四十住選手は「オリンピックで金メダルを取ると言っていたので、有言実行できて良かった。みんなに『おめでとう』と言ってもらってとてもうれしい。みんなのおかげで取れたと思うので、感謝の気持ちでいっぱい」と話した。

 

母校にユニホームを寄贈し、記念のカメラに収まる四十住選手

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