コロナワクチン誤接種 HPV予防と勘違い
和歌山市は26日、市内の医療機関で24日、子宮頸がん予防のHPVワクチンを接種する予定だった10代の女子学生に、新型コロナウイルスワクチンを接種するミスがあったと発表した。
市によると、接種時、机の上にHPVワクチンと新型コロナワクチンの二つのトレーがあり、医師が女子学生を新型コロナワクチンの希望者と勘違いして接種したという。現場にいた看護師がミスに気付いた。
この日は女子学生の前後で新型コロナワクチンの接種が予定されており、予診票を十分に確認しなかったことがミスの原因とみられる。
女子学生の健康に影響はなく、本人と保護者への事情説明と意思確認で新型コロナワクチンの接種を希望したため、今後、2回目の接種も行うという。
このミスで、同医療機関で新型コロナワクチンの接種を予定していた1人分の薬剤が足りなくなり、後日の接種となった。
再発防止のため、市は、接種場所に対象外のワクチンを同時に置かないこと、別のワクチンの接種は日や時間を分けることなどの対策を呼び掛ける。
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