全国優勝の喜び報告 智弁の選手ら知事訪問
夏の全国高校野球選手権で優勝した智弁和歌山高校の選手たちが6日、県庁に仁坂吉伸知事を訪ね、全国制覇の喜びを報告した。
智弁和歌山は決勝で奈良の智弁学園との系列校対決を制し、21年ぶり3度目の優勝を果たした。
県庁を訪れたのは藤田清司理事長や芝野恵介部長、県高野連の中村憲司会長ら。中谷仁監督が優勝を報告し、選手を紹介。「深紅の旗を持ち帰れたことはうれしく思います。次の選抜に向けて走り出します」と今後の展望を語った。
仁坂知事は宮坂厚希主将に記念品を贈呈し、「皆さんの最大の努力が結びついた。体ができていたので、よっぽど体を鍛えられたのだなと。本当に和歌山県民を勇気付けてくれた」と祝福。宮坂主将は「和歌山県民の声援があったからです」と、感謝の言葉を述べた。
その後、選手たちは森礼子県議会議長を訪問し、森議長は「素晴らしいニュースを届けていただいた」と祝福。
中谷監督は「県内に全国屈指のピッチャーがいた」と、県大会での厳しい戦いを振り返り、宮坂主将は「この経験を生かし、人生を歩んでいきたい」と抱負を語った。
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