週末は31人が感染 減少も予断は許さずに

和歌山県は11、12日の2日間で、県内で幼児から70代の31人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。一日当たりの新規感染者は8日連続で50人を下回り、減少傾向がみられるが、集団感染が発生すれば再び急増する危険があり、県は「まだまだ予断を許さない状況が続いている」としている。

31人の保健所管内別内訳は、和歌山市10人、岩出4人、橋本7人、湯浅1人、御坊1人、田辺6人、新宮1人、県外1人。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が20・0人で、爆発的な感染(ステージ4)の目安25人を下回った。保健所管内別では岩出が39・0人で最も多く、橋本37・0人、田辺21・4人、海南15・7人、和歌山市15・5人で続いている。

県内の感染者は累計5046人、入院患者は249人(うち重症17人)。病床数は臨時の2床を含めて607床で、使用率は41・0%まで下がった。

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