和市の70代女性死亡 入院患者200人下回る

和歌山県は14日、県内で小学生から70代の21人が新型コロナウイルスに感染し、和歌山市の70代女性が亡くなったと発表。感染者は累計5076人、死亡は59人となった。入院中の患者は183人(うち重症13人)で、7月31日以来45日ぶりに200人を下回った。

21人の保健所管内別内訳は、和歌山市9人、海南1人、岩出4人、橋本1人、田辺6人。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が15・9人で、2日続けて20人を下回った。保健所管内別では岩出が30・1人で最も多く、橋本28・6人、田辺18・9人、和歌山市14・1人と続いている。

亡くなった女性は基礎疾患があり、医療機関に入院中の8月22日に発症。その後、肺炎で酸素投与が必要となり、状態の悪化で呼吸器の機能が低下し、9月14日に死去した。

また、新たに感染が確認された田辺保健所管内の40代男性は、8月21日から症状がありながら受診せず、9月11日に救急搬送され、重篤な状態となっている。

県は、体調に異常があれば早く受診するよう改めて県民に呼び掛けている。

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