医療従事者にエール JAわかやまが寄贈

地元特産のジンジャーエールで〝エール〟を――。新型コロナウイルス感染症の治療に当たる医療従事者を応援しようと、わかやま農業協同組合(JAわかやま)は14日、製造販売する「わかやまジンジャーエール」2万2560本を、日赤和歌山県支部に寄贈した。

同日、和歌山市吹上の県支部で贈呈式があり、同組合の坂東紀好代表理事組合長や森博克代表理事専務、日赤和歌山医療センターの平岡眞寛院長らが出席。坂東組合長が県支部の宮本浩之事務局長に目録を手渡した。

わかやまジンジャーエールは、同市で収穫される新ショウガの風味を生かした商品。坂東組合長は「皆さん命懸けで頑張っていただいている。少しでも貢献したい、応援したいという気持ちです。飲んでいただいて、『また頑張れる』と勇気を持っていただければ」とエールを送った。

宮本事務局長は「求める患者は救う。皆さまの強い気持ちを頂き、強い力になります」と感謝した。ジンジャーエールは県支部を通して、日赤職員に贈呈される。

同組合はこの日、県立医科大学にもわかやまジンジャーエール2万5200本を贈った。

 

森専務㊨からジンジャーエールを受け取る平岡院長(右から2人目)ら

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