和歌祭四百年祭へ 城善建設が100万円を寄付

来年5月に和歌山市和歌浦西の紀州東照宮で行われる「和歌祭四百年式年大祭」に役立ててもらおうと、城善建設㈱(同市十一番丁)の依岡善明社長が、実行委員会に100万円の寄付を申し出、16日に同神社で目録の贈呈が行われた。

和歌祭は江戸時代から町の人々に支えられ、守られてきた県を代表する伝統の祭り。紀州東照宮はことし創建400年となり、和歌祭は来年で400年の記念すべき年を迎える。

依岡社長は「次の百年に向けた持続可能な祭りとするためにも役に立ちたい」と四百年祭実行委員会の中山勝裕実行委員長に寄付を申し出た。

同日の目録の贈呈式では、依岡社長と中山実行委員長、和歌祭保存会の中山豊若実行委員長らが出席し、社殿で玉串をささげた。

中山実行委員長に寄付金の目録を手渡した依岡社長は「記念すべき400年の和歌祭は、和歌山や和歌浦の歴史にとってすごいこと。これからも400年、500年と続くように少しでも力になれれば」と話した。

中山実行委員長は「コロナ禍で寄付活動ができない中で協力していただき大変感謝しています」と話した。

11月7日には紀州東照宮四百年式年大祭、和歌祭の神輿(みこし)おろし、渡御行列を行う予定。記念事業への寄付は一口5000円で東照宮社務所で受け付けている。

 

中山勝裕実行委員長㊧に目録を手渡す依岡社長

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