小園、松川ら高校5人 大学は黒原がプロ志望

日本高等学校野球連盟と全日本大学野球連盟は27日、プロ野球志望届の受け付けを締め切り、高校生159人、大学生139人の計298人が届け出た。和歌山県内からは、市和歌山の小園健太投手と松川虎生捕手、高野山の渡邉大和内野手、田辺の新家颯投手、慶風の雪野大斗外野手の高校生5人と、智弁和歌山出身の関西学院大学・黒原拓未投手が提出。10月11日に行われるドラフト会議で指名の対象となる。

小園は、今春は選抜大会に出場し、夏は全国制覇した智弁和歌山に県大会決勝で敗れたが、同世代トップクラスの投手としてドラフト1位候補に挙がる。球速は最速152㌔。184㌢、90㌔、右投げ右打ち。

松川は、高校通算43本塁打の強肩捕手。小園との強力バッテリーで高校球界を沸かせた。178㌢、98㌔、右投げ右打ち。

渡邉は今夏の和歌山大会4強進出に貢献。178㌢、96㌔、右投げ右打ち。

新家は最速142㌔の好左腕。今夏の和歌山大会は2回戦敗退。182㌢、80㌔、左投げ左打ち。

雪野は外野手と捕手の両方をこなす強肩。今夏の和歌山大会は2回戦敗退。174㌢、89㌔、右投げ左打ち。

黒原は、智弁和歌山の3年時夏に甲子園に出場し、大阪桐蔭戦で6回途中1失点の好投を披露。関学大では4年時春のリーグ戦で14季ぶり優勝に貢献し、MVP、最優秀投手賞、ベストナインの3冠に輝いた。最速151㌔。173㌢、71㌔、左投げ左打ち。

一方、今夏の甲子園で優勝した智弁和歌山のエース・中西聖輝投手は、プロから注目されていたが進学を選んだ。

ドラフト1位候補の市和歌山・小園

ドラフト1位候補の市和歌山・小園

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