不織布マスク1年分 和歌山LCが旭学園に寄贈

新型コロナウイルスの感染予防対策に役立ててもらおうと、和歌山ライオンズクラブ(和歌山LC、児玉和久会長)は、和歌山市冬野の児童養護施設・旭学園(大野佳世園長)へおよそ1年分にあたる不織布マスク計1万2000枚(大人用6000枚、子ども用6000枚)を寄贈した。

同学園には現在、5歳から19歳までの生徒33人が在籍。同学園からマスクが不足していると聞いた関係者が、和歌山ライオンズクラブに相談し、寄贈が決まった。

9月30日に、同学園で贈呈式が行われ、和歌山ライオンズクラブの児玉会長と清水雅司幹事らが出席。児玉会長が大野園長に目録を贈呈した。

同学園の生徒は、これまで主に布のマスクを使用。毎日洗濯ですることでゴムが伸びたり、傷んだりすることもあったといい、寄贈を受けた大野園長は「大変うれしい。毎日子どもたちに学校に行く時に持たせてあげたいと思う」と笑顔。

児玉会長は「現状を聞き、至急どうにかできないかと思った。しっかり不織布マスクをすることが感染予防になるので、一日1枚使ってもらえれば」と話していた。

寄贈のマスクと共に笑顔を見せる(右から)大野園長、児玉会長、清水幹事

寄贈のマスクと共に笑顔を見せる(右から)大野園長、児玉会長、清水幹事

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