県内旅行を リフレッシュプラン8日発売

和歌山県民による県内旅行の費用を1泊あたり最大1万円助成する「わかやまリフレッシュプラン」第3弾の電子チケット販売が、8日午前10時に始まる。第2弾が発売早々に売り切れたことから、今回は段階的な販売、電子チケット所有枚数の制限などの新ルールを導入する。

同プランは、登録事業者が販売する1人あたり5000円以上の企画旅行などを対象に、1泊あたり最大1万円(総旅行代金の2分の1以内)を割引する事業。額面5000円の電子チケットを2500円で販売し、さらに登録された土産物店などで利用できるクーポンが、1人1泊あたり2000円分ついてくる。

県民や県議会から再開の要望を受け、9月県議会で関連予算22億1650万円が成立している。

ことし6月に発売した第2弾は20日間で完売。購入できなかったなどの苦情もあったため、今回は12月31日まで設定されている販売期間中、10回程度に分けて電子チケットを販売する。

1回の購入可能枚数は前回の20枚から10枚に変更し、未使用の電子チケット所有枚数は50枚を上限とする。

また、旅行業者による電子チケットの購入は禁止する。

仁坂吉伸知事は「和歌山を見直す意味でも、この機会に県内の旅行を楽しんでもらいたい」と話している。

電子チケットの購入や登録事業者の一覧などの情報は特設サイト(https://wakayama-refresh.com/)に掲載。問い合わせは販売促進事務局(フリーダイヤル0120・280・180、午前9時~午後6時)。

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