ブレシングホームやつなみ 11月開所【特集】

ワンランク上のケア提供

 

介護付き有料老人ホーム「ブレシングホームやつなみ」

 

社会福祉法人やつなみ（中本照子理事長）は11月１日、和歌山市西庄に介護付き有料老人ホーム「ブレシングホームやつなみ」をオープンします。快適で〝ちょっぴリッチ〟な居住空間と充実した食事メニュー、介護予防の豊富な経験でワンランク上のケアライフを創出します。

 

和歌山市西庄にオープン

同エリアに１９９５年１月、県内初の民間単独デイサービスセンターとしてオープンした「ジョイフルホームやつなみ」をはじめ、自宅での暮らしを応援する「ネクストホームやつなみ」、認知症対応型の「グループホームやつなみ」に続く４施設目となる新施設は、住宅地ながら畑も多く、広々とした環境に建つ木造２階。木のぬくもりと、間接照明の柔らかい光で優しい空間となっています。玄関ホールは吹き抜けで広々として開放感があり、大きな窓からは山に入っていくきれいな夕日が眺められます。
全３０室の居室は、広さ１８・２２平方㍍。全室個室のプライベート空間で、トイレや洗面、バルコニーが付いています。２階には、家族が会いに来た時に泊まれるゲストルームも完備。
カラオケもできる「多目的ホール」や、ソファでくつろぎながらゆったりと会話を楽しめる「談話コーナー」、筋力を鍛えられるトレーニングマシンやエアロバイクなどを備えた「健康ルーム」、入居者が身だしなみを整えられる「おしゃれスペース」もあり、理美容にも対応しています。日光浴も楽しめるテラスは、食堂から出られるように設計されており、天気の良い日は外の空気を吸いながら食事を楽しめます。

食事の楽しみを重視
「ジョイフルホームやつなみ」の開所当時から力を入れているのが、工夫を凝らし、変化に富んだ食事です。一日の始まりは、バイキング形式の朝食。ランチメニューや和洋中の夕食もバラエティー豊かなのはもちろん、利用者においしく味わってもらえるよう、作る段階から盛り付けまで、さまざまなこだわりが詰まっています。
今回新たな取り組みとして、地域の農家と手を取り合い、地産地消を活用したプロジェクトを起動。より地域に密着しながら、新鮮でおいしい食事の提供に取り組みます。
「食べたものが健康の土台となり、生きる力につながる」との考えから、ただ食事をするのではなく、快適な環境づくりにも力を入れています。ラウンジの雰囲気が漂うバーカウンターやソファもあり、音楽が流れる空間で会話を楽しみながら食事を味わえます。
その他、これまでの経験を生かしてスポーツをアレンジした機能訓練を実施。書道や華道、コーラス、カラオケ、詩吟、俳句、川柳、短歌などの文化クラブも多数あります。

祝福を受けるように
やつなみでは全ての高齢者が「生きてきて良かった」と思えるよう自立を促し、尊厳を保ちながら主体性を持って生活してもらうことを重視。一人ひとりに寄り添い、状態を正しく判断した上で必要なケアの提供を大切にしています。
品格を重んじたワンランク上のサービスが魅力の「ブレシングホームやつなみ」の〝ブレシング〟には〝祝福する〟という意味があり、「祝福を受けるがごとく介護を受けられる環境がスタンダードになれば」との強い思いが込められています。

 

「尊厳あるセカンドライフを」

社会福祉法人やつなみ　理事長　中本　照子

この度、和歌山市北西部・西庄の山裾に「ブレシングホームやつなみ」の竣工を機に、地域の皆さまに、その概略をご案内して、ご縁のままにご活用頂ければと思い、小紙を以て内容の一部をご紹介させて頂くことと相成りました。平成６年に「一人では何もできない。しかし一人が始めなければ何もできない」を信条に社会福祉法人を設立し、予防型のデイサービスに力を注いでまいりました。
Ｅｎｊｏｙ　Ｏｌｄ　Ａｇｅ（エンジョイオールドエイジ）を合言葉に老いのさ中をキラキラ輝いて生きていく、そんな積極性のある自立志向の高齢者の方々を支援いたします。頭の体操、心の勉強、体の管理を三本柱に「生まれてきて良かった」「生きてきて良かった」と思える人生、一生懸命働いてきて迎えたセカンドライフは素晴らしいものでありたいというのは誰しもの願い。法人開設以来、念願であった元気な人を元気なままでお支えさせて頂きたいと、有料老人ホームをこの地に建設できたことは、ひとえに皆様方の温かいご支援ご協力の賜物と心から御礼を申し上げます。とは申せ加齢と共にご家族様のご事情、ご本人様のニーズに変化が生じた時は、適切なケアを受けながら、のびのびと健康で、自他ともに祝福され、尊厳あるセカンドライフを快適にお過ごしになられるのが、これからの理想ではないかと考えますので、ブレシングホームやつなみにお手伝いをさせて頂けましたら幸いでございます。