尊い教えに安全誓う 警察など殉職者慰霊祭

殉職した警察官や消防団員らを追悼する慰霊祭が7日、和歌山市吹上の出雲殿吹上ホールで行われ、警察や消防関係者、遺族ら約40人が参列した。

県警察義勇会、県消防協会が主催。殉職慰霊祭は1921年10月、和歌山城公園砂の丸広場で第1回目が行われて以降、戦争のために中断していた1944年~1952年を除き、毎年行われている。

92回目となる今回は、コロナ禍のため昨年に引き続き規模を縮小して行われた。祭壇の前には殉職、殉難した196人の名簿が奉納され、参列者らが献花した。

慰霊祭では、仁坂吉伸知事が「県民を代表して名誉と功績をたたえるとともに、安心で安全な社会の実現にまい進し、県民の期待と信頼に応えていくことを誓います」と式辞。親家和仁県警本部長が「ご功績はこれからも永遠に輝き続けるもの。尊い教えを胸に刻み、安全安心な社会の確立に向け、重要な使命を果たしていく」と追悼の言葉を述べた。

追悼の言葉を述べる親家県警本部長

追悼の言葉を述べる親家県警本部長

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