紀伊水道に沈む夕日 秋の雑賀崎灯台が人気

空が澄みわたる日が多い秋。紀伊水道に臨む和歌山市の雑賀崎灯台は、日没が近い時間帯になると、近隣地域から夕日を眺めに多くの人が訪れている。

雑賀崎は日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」を構成する景勝地で、同灯台からは淡路島や四国まで見晴らす雄大な海の光景が広がる。

夕日のスポットとして知られてきたが、2019年8月に市が灯台前に展望広場を整備した後は訪れる人がさらに増え、駐車場には県外ナンバーの車も見える。

家族連れやカップル、写真愛好家らが灯台の展望デッキや広場のベンチなどから夕日を見つめ、徐々に赤みを増していく様子や西日に輝く海面、沖を航行する船の姿などを楽しんでいる。

夫と訪れ、スマートフォンで夕日を撮影していた同市湊の女性(31)は「夕日も海もすごくきれいで感動しました。写真はSNSにアップするので、友達の反応が楽しみです」と話していた。

紀伊水道を照らしながら沈んでいく夕日

紀伊水道を照らしながら沈んでいく夕日

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