市民のアイデア光る 発明くふうコンクール展

「第36回和歌山市民発明くふうコンクール」の受賞者が決定し、24日まで、中央コミュニティセンター(和歌山市三沢町)、で応募作品120点が展示されている。

和歌山市長賞は、同市の佐古善三郎さんの「蓄蛍光縁石」。車道と歩道の区別を明確にし、事故を軽減するために考案された、蛍光塗料を施した縁石だ。和歌山市教育委員会教育長賞は、名草小学校6年生の角野将希さんの「ラジオ」。環境に配慮した、電波から電気を作り出す作品。

同コンクールは、発明やくふうに関心と興味を持ち、日常生活の改善と豊かな暮らしを目指すことを目的として、市民からアイデアを生かした「くふう作品」を募集。今回は6歳~88歳、113人の応募があったという。

作品審査で和歌山市長賞、和歌山市教育委員会教育長賞、協賛企業7社から贈られる企業家賞、3団体から送られる協賛賞を含む、29人が受賞した。

展示は午前9時から午後3時まで。24日午後3時からは表彰式が行われる。

受賞者は次の皆さん。

【市長賞】佐古善三郎

【市教育長賞】角野将希

【シマセイキ賞】清水あいり▽桒嶋健慎▽中山暁翔

【スガイ賞】長尾龍▽角早登▽成瀬心音

【デイボン賞】志摩太楽▽髙水皓斗▽阪本弘翔

【東洋ライス賞】久保開理▽髙垣雄大▽石川貴之

【日本化学賞】亀井大翔▽前田美怜▽石神せな

【ノーリツプレシジョン賞】瀬川慧▽丈六祐茉▽すどう球

【和歌山精化賞】浜井玲▽角本晴人▽道中希星

【日本弁理士会関西会会長賞】濵野恵子▽山野広翔▽大坪稜生

【一般社団法人和歌山県発明協会会長賞】中島阿有美▽藤田和幸

【ひらめき和歌山会長賞】方村幸誠

アイデアが詰まった作品が一堂に

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