城前広場を楽しんで こだわり3店舗オープン

国内最大級の文化の祭典「紀の国わかやま文化祭2021」に合わせ、和歌山城や和歌山市役所周辺の空間が生まれ変わった。初日の10月30日、市役所前の城前広場にはテークアウト専門の3店舗がオープンし、城を眺めながらの食事やまち歩きを楽しむ人で連日にぎわいが続いている。

オープンしたのは、かまどで炊いた米や灰干しさばなどを詰めた弁当を提供する「gmart」、金山寺みそや南高梅など、和歌山らしい食材を使ったオリジナルのパニーニを販売する「+39CAFE&BAR」、県産のサンショウやショウガを使った中華料理が食べられる「BONBON」の3店舗。

「BONBON」のオーナー、森本清太さん(36)は「有田川のぶどう山椒はフレッシュさがあっておいしい。中華料理を通して和歌山の良さを伝えたい」と話し、「ベンチなど、どこでも食べられるように食べやすさにもこだわっている他、捨てても土にかえる容器を使うなど環境にも配慮しています」と笑顔でPRしている。

1700平方㍍の広さを誇る同広場にはケヤキやベンチ、スポット照明などが配置され、昼は木陰のベンチで、夜は明かりの下で和歌山城を眺めながら休憩や飲食を楽しめる。

列ができてにぎわう3店舗

列ができてにぎわう3店舗

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧