古都さん「和歌山ブルース」熱唱 ぶらくりで
「和歌山ブルース」で知られる歌手の古都清乃さんら、昭和歌謡を彩った「レジェンド歌手」3人をゲストにした「ニューレトロ!ぶらくり歌謡音楽祭」がこのほど、和歌山市本町のフォルテワジマで開かれ、約300人が来場した。
「紀の国わかやま文化祭2021」事業の一環として開催。1968年に発売された「和歌山ブルース」(吉川静夫作詞、吉田正作曲)は古都さんが歌って大ヒット。今回、吉田正門下生である三田明さん、橋幸夫さんを迎え、同曲の歌詞に情景が歌い込まれるなど、ゆかりのぶらくり丁を舞台に開催が実現した。
古都さんは「和歌山ブルース」の他、「加恵~華岡青洲の妻~」など、自身の和歌山にちなんだ曲を伸びやかに歌唱。地元歌手の羅布(らふ)陽介さんと「新潟ブルース」をデュエットする場面もあり、羅布さんは「一生の思い出になりました」と感激の様子。
古都さんは「北海道の公演でも『和歌山ブルースの古都さんですか』と言われ、曲のすごさをつくづく感じた。思い入れのある曲『加恵』とともに、これからも大事に一生歌い続けたい」と話していた。
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