コロナ禍で愚直に 親家県警本部長が離任

26日付で和歌山県警本部長を離任する親家和仁警視長(51)は24日、和歌山市小松原通の県警本部で記者会見を開き、1年3カ月の任期について、新型コロナウイルス感染症が予断を許さない状況が断続的に続き、警察業務も影響を受けたことにふれ、「そうした状況下においても県警職員はさまざまなアイデアを出し、最大限の成果が得られるよう、真面目に愚直に力を尽くしてくれた」と振り返った。

2020年8月に着任した親家氏は、在任中の印象に残った事件について、田辺市の資産家男性殺人事件を検挙したことを挙げ、「捜査員が長期にわたり積み上げてきた捜査が実を結んだ。指揮官として一定の責任を果たしたとホッとしている」と述べた。

また、県内全域の情勢を踏まえて、将来を見据えた組織再編として警察署の統合に道筋をつけることができたとし、「警察がいかに住民の皆さんから大事にされているかを強く認識した。統合後も地域の治安水準が下がらないよう後任の本部長に引き継ぎたい」と力を込めた。

県警職員については「何事も手を抜かず真面目に取り組む」と語り、「引き続き全国に先駆けた先進的な取り組みを検討してほしい」と今後に期待した。

和歌山で再訪したい場所には和歌山城天守閣を挙げ、「展望が素晴らしい。海や山、街の全てが見渡せる。和歌山に来る機会があれば天守閣から今の街はどうなっているかを見たい」と笑顔で話した。

親家氏は離任後、警察庁刑事局刑事企画課長に着任する。

 

離任会見に臨む親家県警本部長

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧