きょう有権者の審判 紀の川市ダブル選

任期満了に伴う紀の川市長選と市議選(定数20)が5日、投開票される。12年ぶりとなる市長選では、新人で元市議の森田幾久候補(54)と、5選を目指す現職の中村愼司候補(79)=自民、公明、国民推薦=が、いずれも無所属で立候補し、選挙戦を展開してきた。市議選には現職18人、新人3人の計21人が立候補=左下に名鑑。7日間の選挙戦を終え、有権者の審判を待つのみとなった。体勢は午後10時半ごろにも判明する見通し。

森田候補は基幹産業である農業の活性化や少子高齢化対策、若者の移住・定住策、幹線バスの充実などを訴え、中村候補は市道の整備など4期の実績を訴え、京奈和関空自動車道路や小中学校給食無償化の実現などを掲げてきた。

市議選は今回から2議席減となり、立候補者の党派別内訳は、公明が現職3▽共産が現職3▽無所属が現職12、新人3――。

投票は市内45カ所で5日午前7時~午後7時(一部を除く)。8時から花野の市民体育館で開票される。1日現在の選挙人名簿登録者数は5万2053人。

上から下へ届け出順。【名鑑の見方】①主な経歴②最終学歴③住所

森田幾久(もりたいくひさ)候補(54) 無新

①元市議、建設会社員、少年野球指導者②東洋大学法学部③紀の川市長田中

 

中村愼司(なかむらしんじ)候補(79) 無現④

①県道路協会長、元貴志川町長②向陽高校③紀の川市貴志川町西山

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