官公庁冬のボーナス 県職員は1人平均75万円

官公庁で10日、職員に冬のボーナスが支給された。

和歌山県の一般職の支給割合は前年より0・125カ月分減の平均2・075カ月分となり、1万5932人(平均年齢42歳3カ月)に総額119億676万1000円(前年比6・37%減)を支給。1人当たり平均は74万7349円(同6・18%減)だった。

特別職(知事、副知事、県議)は前年より0・075カ月分減の1・575カ月分を支給。知事と副知事は県の財政状況を考慮し、6%カットした額での支給となり、金額は仁坂吉伸知事270万5022円、副知事212万3777円。

県議は、議長216万9562円、副議長184万9837円、その他の議員が1人当たり平均175万8487円となっている。

和歌山市は一般職2905人(平均年齢44歳9カ月)に総額21億5962万9000円を支給。支給率は、前年より0・125カ月分減の2・075カ月分。支給額は1人当たり平均74万3417円(前年比5・76%減)だった。

特別職などの支給総額は6940万6000円。六十谷水管橋崩落に伴う広域断水発生の責任を取り、尾花正啓市長と公営企業管理者は支給なし。2人の副市長は187万2060円、教育長は157万5270円で、支給率はいずれも1・5カ月分。市議の支給率は2・075カ月分で、支給額は議長196万7100円、副議長179万2800円、その他の議員が1人当たり平均164万3400円だった。

本紙エリアの他の4市町の支給状況は次の通り。

【紀の川市】総額3億9044万9609円▽市長171万8888円▽副市長144万9665円▽教育長130万4698円▽職員平均(535人)73万3529円▽議長109万7675円▽副議長97万8362円▽議員88万2912円

【岩出市】総額1億9275万6687円▽市長165万3750円▽副市長136万7100円▽教育長123万4800円▽職員平均(305人)63万1989円▽議長104万9950円▽副議長93万637円▽議員85万9050円

【海南市】総額4億9451万4071円▽市長201万8767円▽副市長172万5258円▽教育長155万1062円▽病院管理者136万162円▽一般職員(736人)平均63万3899円▽議長127万6643円▽副議長113万3468円▽議員104万9950円

【紀美野町】総額1億2450万8376円▽町長113万9670円▽教育長114万8175円▽一般職員(172人)平均65万4505円▽議長50万2975円▽副議長40万9200円▽議員37万5100円

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