2カ月で1000件超え 市民生協「はじまるばこ」

わかやま市民生活協同組合(和歌山市太田)が10月4日から始めた、育児サポート商品などをプレゼントする「はじまるばこ」の申し込みがスタートから2カ月で1000件を超えた。担当者は「予想よりも早いスピードでうれしく思っている」と話している。

同組合によると11月末時点の申し込み者総数は、1064件。これは県が発表する人口推計(4月1日現在)の出生数約5700人に対し、2割に相当する数だという。

「はじまるばこ」は、少子高齢化が進む中、これから子どもを育てる家庭を応援し「和歌山県に生まれてきてくれてありがとう」という気持ちを伝えたいと同組合が企画。県内在住で1才未満の赤ちゃんがいる家庭であれば誰でも申し込みができる。費用は無料。

箱の中身は、元保健師や子育て経験のある組合員などの意見を参考に厳選した育児に役立つ10品が入っている。

申し込みは同組合ホームページ(https://www.wakayama.coop.hajimarubako/)。応募は子ども1人につき、1回限り。

詳細は同組合員サービスセンター(フリーダイヤル0120・956・966)。平日午前9時~午後9時(土曜は午後5時)。

はじまるばこ(わかやま市民生活協同組合提供)

はじまるばこ(わかやま市民生活協同組合提供)

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