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松平健さん参加　5月の和歌祭四百年式年大祭

紀州東照宮（和歌山市和歌浦西）の大祭「和歌祭」が、創始４００年の節目を迎える来年５月１５日、和歌浦一帯に加え和歌山城周辺で開かれることが決まった。大ヒット時代劇「暴れん坊将軍」で８代将軍・徳川吉宗を演じ、〝上様〟として知られる俳優・松平健さんもゲストとして参加する。

和歌祭は元和８年（１６２２）に創始され、古くは日本三大祭と呼ばれた伝統の祭礼。来年は「―紀州徳川家　風流の大祭―『和歌祭四百年式年大祭』」として盛大に開催し、和歌山城周辺で壮麗な渡御行列が行われ、市が復元した紀州藩主の大名行列も参加を予定している。

松平さんは、紀州藩５代藩主から江戸幕府８代将軍となった吉宗を長く好演し、現在も根強い人気を誇る。尾花正啓市長は「松平さんには将軍の衣装を着て、行列の前を歩いてもらいたい」と話し、４００年の節目が大いに盛り上がることが期待されている。