IR問う署名を縦覧 1月に臨時市議会へ
和歌山県が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の賛否を問うため、市民団体「カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会」が住民投票条例の制定を和歌山市に直接請求した署名が29日~1月4日の1週間、市選挙管理委員会事務局(西汀丁、和歌山商工会議所1階)で縦覧される。午前8時半~午後5時。
市民の会は9日に署名を提出。市選管の審査の結果、署名者総数は2万943人、有効署名数は2万39人で、署名の受理に必要な有権者の50分の1以上(約6200人)を大きく上回っている。
1週間の縦覧期間を経て、市民の会が改めて尾花正啓市長に署名を提出する。尾花市長は20日以内に市議会を招集し、市民の会が作成した条例案に自身の意見を付けて上程することになり、1月中にも臨時市議会が開かれる見通し。条例案が可決されれば住民投票が行われる。
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