天守閣にしめ縄飾り 和歌山城で迎春準備整う

和歌山城で新年を迎える準備が28日に行われ、天守閣二の門(通称・楠門)に大きなしめ縄が取り付けられた。1月7日まで飾られる。

しめ縄は長さ約2・2㍍、一番太いところで直径約30㌢、重さは約7㌔。この日、天守閣の職員ら5人の手で門の高さ約3・5㍍の位置に取り付けられた。

天守閣の入り口には、鏡餅と生け花も飾られ、新年を迎える装いが整った。

和歌山城整備企画課の太田雄也さん(41)は、昨年に続くコロナ禍で、天守閣の入場者数はおおよそ半減したといい「市民や来城する皆さんにとって良い年になるよう願いを込めて付けた。来年は安心して城にも来られる状況になれば」と話していた。

 

大きなしめ縄の位置を調整する職員ら(和歌山城天守閣提供)

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧