まとめの学期スタート 県内公立学校で始業式

冬休みが終わり、和歌山県内のほとんどの公立学校は6日、3学期の始業式を迎えた。和歌山市立楠見東小学校(同市善明寺)では、新型コロナウイルス感染防止のため、各教室で画面越しのオンラインで式を行った。

水本晃史校長(56)は校長室からリモートで出席し、「3学期は今の学年のまとめをし、一つ上の学年に上がる準備を始めましょう」とあいさつ。全国で新規感染者数が増加している新型コロナ対策にもふれ、「手洗いやマスクなど、これまでしてきたことをもう一度思い出してしっかり守りましょう」と呼び掛けた。

1年2組では、今学期の目標に「友達と仲良くする」「何事にも一生懸命頑張る」の二つを掲げ、児童らが声を合わせて読み上げた。有地莉乃さん(7)は「いとこと遊んで楽しかった」と冬休みの思い出を振り返り、「学校は楽しいし友達とも会えるから、始まってうれしい」と久しぶりの登校を喜んでいた。

 

3学期の目標を読み上げる児童ら

 

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