飛躍の年へ結束誓う 経済5団体が賀礼会

和歌山県内の経済5団体で構成する県経済団体連合会は6日、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で新春賀礼会を開き、県政財界のトップら約230人が、ことし一年の地域経済の発展へ結束を強めた。

新型コロナウイルスの影響で、2年ぶりの開催。同連合会は県商工会議所連合会(勝本僖一会長)、県経営者協会(木村明人会長)、和歌山経済同友会(田谷節朗・山下郁夫両代表幹事)、県商工会連合会(植田英明会長)、県中小企業団体中央会(玉置篤会長)、の5団体で構成される。

ことしはこれまでの400人規模の立食形式を見直し、参加人数を半分程度にし食事はせず交歓会と賀礼会を実施した。

県経済団体連合会を代表して、県商工会議所連合会の勝本会長が「ことしは和歌山にとって飛躍の年。統合型リゾート(IR)の国による認定が正念場を迎え、串本町では日本初の民間小型ロケット発射場から1号機の打ち上げが予定されている。新しい和歌山の創造に向けビッグプロジェクトを成功させるため、全市町村と一枚岩になって取り組んでいきたい」とあいさつした。

来賓のあいさつでは、仁坂吉伸知事と尾花正啓和歌山市長が祝辞。閉会のあいさつでは2023年の幹事、県経営者協会の木村会長が出席者全員と一本締めをし地域経済の発展を願った。

この他、智弁和歌山高校の髙嶋仁名誉監督の「甲子園への挑戦、社会貢献のできる人材育成」をテーマにした講演もあった。

あいさつする勝本会長(左から4人目)と各団体の代表

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧