54年ぶり組織改編へ一丸 県警仕事始め式
和歌山県警の仕事始め式が6日、和歌山市の県庁正庁で行われ、遠藤剛本部長をはじめ各部長、首席監察官、情報通信部長、警察学校長、本部の所属長ら約40人が出席した。
遠藤本部長は訓示で昨年を振り返り、コロナ禍でさまざまな場面において制約がある中、オリンピック・パラリンピック東京大会に伴う聖火リレー警備の完遂や、刑法犯認知件数と交通事故発生件数の20年連続減少達成を挙げ、「これらの成果は職員一人ひとりが真摯(しんし)に職務に取り組み、努力を重ねたたまもの」と職員をねぎらった。
また、本年については警察署の再編による体制強化、ストーカーなどの人身安全関連事案への対処能力、テロ対策等危機管理体制を強化するための54年ぶりの警察署の組織改編などにふれ「感染防止対策を常に念頭に置きつつ、全職員一丸となって英知を結集し、『県民の期待と信頼に応える強さと優しさを兼ね備えた警察』という運営指針のもと、安全で安心な和歌山をつくっていきましょう」と呼び掛けた。
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