5校で691人が受検 県立中学の入試始まる

和歌山県立中学校5校の入学者選考検査が22日に始まり、出願者764人のうち691人が日々積み重ねた努力の成果を発揮しようと受検に挑んだ。

和歌山市内は、太田の向陽中で268人(受検倍率3・35倍)、吹上の桐蔭中で217人(同2・71倍)が受検した。

桐蔭中では、新型コロナウイルス感染対策の一つとして、検査室ごとに予備教室を2部屋用意。受検生らが待機時間中もソーシャルディスタンスを確保できるよう環境を整えた。

保護者らに見送られて検査室に入った受検生らは、机の上に筆記用具や受検票を準備し、入退室や解答の記入方法など注意事項の放送を静かに聞いた。

22日は基礎的な学力と応用力を測る適性検査Ⅰ・Ⅱと作文、23日には面接が行われる。結果は29日に本人宛てに郵送される。

問題用紙の配布を待つ受検生

問題用紙の配布を待つ受検生

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