まん延防止措置申請へ 県内時短要請の方針
仁坂吉伸和歌山県知事は27日夕、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」を県に適用するよう国に申請すると表明した。県内全域を対象に飲食店の営業時間短縮を求め、協力する事業者には法律に基づく支援金を支給する方針。適用開始の時期は未定。
27日の県内の新規感染者数が過去最多の490人に達したことを受け、緊急の記者会見を開いて発表した。同日午後、山際大志郎新型コロナ対策担当大臣に申請の方針を伝え、手続きに入った。
仁坂知事はこれまで、隣接する大阪府にまん延防止等重点措置が適用されたことにより、県内の飲食店の客が増加するかを見極めた上で、県への適用申請を検討する考えだったが、「感染者の増え方が尋常ではない。中身を慎重に確かめるよりも、予防的にやろうと考えた。(申請が)遅れたら、もっとすごいことになる可能性がある」と、申請の表明に至った理由を話した。
適用の開始時期や期間は未定。県は今後、国と協議の上で申請の手続きを進め、時短要請の内容なども検討する。
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